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出品事業所紹介

（詳細は事業所ホームページ又は直接お問い合わせください）

NPOかたくり

NPOかたくりでは、浴衣地や綿生地に独自で染めた生地を使い「布ぞうり」を製作しています。
編み方には2種類あり、一つは「たぐり寄せ編み」、もう一つは「重ね編み」という編み方です。「たぐり寄せ編み」の場合は綿生地を使用して編んでいきますが、「重ね編み」は、素材を引き立たせるために、あえて紬を使って編んでいきます。1足の布ぞうりを仕上げるまでに10工程以上あり、独自で作製した編み機を使い編んでいきます。数段編んだ後、木製熊手を使いたぐり寄せ、仕上がりのサイズによって段数を重ねていきます。さらに鼻緒を編込み左右を着物の襟元のように重ねてひっかけていき、仕上がりサイズまで編んでいきます。鼻緒作りも独創的で、６ｍｍのロープを3本に解き、それを18～20本に束ねたロープを縫った生地に通すことで、履いた折足に痛みが生じないように柔らかく仕上げる、という大変手間のかかる工程を経て製作しています。
四季を通してお使いいただけますが、湯上りなどに履いていただくと気持ちの良い感触をより楽しんでいただけます。
現在、ホームページから通販も行っています。ぜひ、ご覧になってください。

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